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ブレゲの歴史とBREGUET CLASSIQUE 3210 YG - Arbitro
Buyer's Guide

ブレゲの歴史とCLASSIQUE 3210 YG

1775年に創業されたブレゲ、実は1970年にパリのジュエリーメゾンである「CHAUMET(ショーメ)」がブレゲの復活を手掛けたということはご存知でしょうか?

まずはブレゲというブランドがどのような歴史を辿ってきたかを見ていきましょう。

 

ブレゲの歴史

1775年 アブランアン=ルイ・ブレゲによってフランスのパリで創業されたブレゲ。まず初めにブレゲが注目されたのは自動巻き機構を改良して実用化したこと。自動巻き自体は他の時計職人によって既に発明されていましたが、それはとても実用化できるレベルでは無かったそう。しかしブレゲがそれを実用化したことでフランス中に知られる存在になったんです。

自動巻き機構の実用化だけでは無いんです。ブレゲの凄さと言うと、「マリン・クロノメーター(航海用精密時計)、現代のインカブロック機構およびすべての耐衝撃機構の元祖と言っていい「パラシュート(耐衝撃吸収機構)」、「ブレゲひげゼンマイ」「トゥールビヨン機構」や「永久カレンダー機構」など、現代でも数多くの時計に使われているものの多くは、実はアブランアン=ルイ・ブレゲによって発明されたもの。

それだけでも凄いのですが機構の他にも、ブレゲ数字やブレゲ針といった意匠(デザイン)もそうです。これが1700年代に発明されていたって信じられないですよね。1700年代って日本は江戸時代とかですからね。

1823年 アブランアン=ルイ・ブレゲの没後、息子のアントワーヌ=ルイ=ブレゲが経営を引き継ぎます。

アントワーヌは父であるアブランアン=ルイ・ブレゲが築いた路線を踏襲しましたが、わずか10年で経営を引退し、1833年にはアブランアンの孫であるルイ=クレマン・ブレゲが社長に就任しました。

このルイ=クレマン・ブレゲは、時計の製造や販売と並行して、ブレゲ指示電信機といった電気通信事業(電報の元になったような機械)で評価をされるようになっていきます。

1870年 ルイ=クレマン・ブレゲは電気通信事業に専念するため、自分の工房で働いていたイギリスの時計師、エドワード=ブラウンに時計事業を売却してしまいました。1870年にはブレゲ家による経営は終わったということですね。その後の1970年まで、ブラウン家が3代に渡って経営をしていました。

1970年 フランス・パリの1780年創業の老舗ジュエラー「CHAUMET(ショーメ)」によって買収されてブレゲはショーメ傘下となりました。

そのショーメが1970年からスタートさせたことは、1755年~1823年の間にアブランアン=ルイ・ブレゲが創り出した多くの複雑時計(懐中時計)のひとつひとつを分解して機構の仕組みを全て記録するという途方も無いような作業をすること。

この記録をする作業を開始してから完了まで10年もかかったそうです。すごい意気込みと思い切りですよね。今では研究開発に10年ってなかなか考えられないですが、それをやり遂げたブレゲに感謝ですね。

1976年 ブレゲの工房がフランスからスイスのヴァレ・ド・ジュー(ジュウ渓谷)にあるル・ブラッシュ村(LE BRASSUS)に移り、これ以降は全てスイスで作られるようになりました。

この後に、ショーメがフランスのPPR(ピノー・プランタン・ルドゥート)=ケリングに買収され、一時ケリング傘下に。その後ショーメから独立をしましたが、1987年にはレマニアを保有していた投資会社インベストコープによって買収されました。

1999年 世界最大の時計メーカー「スウォッチ グループ」にレマニアと共に買収されました。2022年の現在もブレゲはスウォッチ グループのブランドです。

 

 ざっとブレゲの歴史を見てきましたが、1870年に創業家の手を離れてからは「ショーメ」→「PPR=ケリング」→「投資会社 インベストコープ」→「スウォッチ グループ」と色々なところの傘下に入っていたんですね。

スウォッチ グループの一員になってからは、やっと落ち着いたという感じです。これはスウォッチ グループの会長「ニコラス・G・ハイエック」がブレゲの社長も兼任していた(現在は息子のニック・ハイエック・ジュニア)ということが大きいかと思います。

 

ブレゲの歴史を知ったところで、新入荷したブレゲ クラシック Ref.3210 YGを見ていきましょう。商品ページとは別の写真でご紹介します。

ブレゲ クラシック 3210 Cal.818/4  Breguet Classique 3210 YG

ショーメが10年近くに渡って時計技師(時計職人)と共にアブランアン=ルイ・ブレゲを研究し尽くした集大成とも言えるコレクションがこの「クラシック」コレクション。そのクラシックコレクションは1972年から現在まで続いています。

こちらのBA 3200は1990年頃に販売されていたモデル。今回の時計はブレゲに製造年と出荷先記録証明を取得済みで、1990年に製造された個体とのこと。

なんと言ってもこの30.5mmというサイズ感にバランス良く配置されたデザインが良いですよね。クラシックなドレス時計なブレゲ針の長めの針が◎。

ブレゲ クラシック 3210 Cal.818/4  Breguet Classique 3210 YG

隣のデイデイト(36mm)と比べると小ぶりなサイズということが分かりやすいですね。ドレス時計って、自分の腕周りに対して大きすぎるとバランスが悪くなるのでこれぐらいのサイズが良いんですっていう方は多いはず。

ブレゲ クラシック 3210 Cal.818/4  Breguet Classique 3210 YG

注目すべきポイントのひとつとして、この文字盤の装飾(仕上げ)があります。大部分を占めるギョーシェ彫りと呼ばれる彫り込んで凹凸をつけた装飾のことですが、これ全部手彫りなんです。職人が手作業でひとつひとつ手で彫ってます。その周りをグルっと囲んでいる彫りもデザインが違いますね。

さらにスモールセコンドの部分を見ると。。

ブレゲ クラシック 3210 Cal.818/4  Breguet Classique 3210 YG
波のような模様になってますね。これは波模様のヴァーグ。もう一度言いますが、これ全て手彫りです。このめちゃめちゃ細かい模様を手で彫るって凄い技術ですよね〜。
このギョーシェ彫りには100年以上も前に設計製造されたギョーシェ彫り機が不可欠だそうです。このギョーシェ彫り機を使って10分の1mm単位で繊細なモチーフ(模様)を手作業で彫り込んでいきます。この シルバーやゴールドに規則的なパターンを彫り込む「ギョーシェ」という新しい装飾を発明したのもブレゲ。時計の機構を含む技術だけでは無く、デザインという芸術的なセンスもズバ抜けていたんですね。
ブレゲ クラシック 3210 Cal.818/4  Breguet Classique 3210 YG

ブレゲ独特のコインエッジの装飾に、カボションリューズ。

ブレゲ クラシック 3210 Cal.818/4  Breguet Classique 3210 YG

尾錠も750のYG。ブレゲのこの尾錠、ねじ式になっています。

続いて着用をした時のサイズ感を見てみましょう。モデルの腕周りは16.5cmです。

ブレゲ クラシック 3210 Cal.818/4  Breguet Classique 3210 YG

30.5mmという数字だけで考えると小さ過ぎるかな?と思ったかも知れませんが、そんなことは無いですね。あえて小ぶりなサイズの時計をチョイスしている、という見え方だと思います。

アップで。

ブレゲ クラシック 3210 Cal.818/4  Breguet Classique 3210 YG

YGと言うと派手なイメージが先にきますが、このサイズとベゼル、ケースデザインなのでちょうど良いんです。

ブレゲ クラシック 3210 Cal.818/4  Breguet Classique 3210 YG

少し離れた視点で。黒のストラップでも茶系のストラップでも合います。

ブレゲ クラシック 3210 Cal.818/4  Breguet Classique 3210 YG

この薄さ、分かります?ムーブメントはジャガー・ルクルトのCal.818をベースにしたCal.818/4。この薄いムーブメントだからこそケースも薄くできるんです。このムーブメントは18000振動(5振動)のロービートと呼ばれる今では珍しいクラシックなムーブ。チッチッチッと刻む音がゆっくりなんです。

ブレゲ クラシック 3210 Cal.818/4  Breguet Classique 3210 YG

どの角度から見てもお洒落。大人が着けたい時計です。

ブレゲ クラシック 3210 Cal.818/4  Breguet Classique 3210 YG

この角度、サイズ感が分かりやすいかもです。

ブレゲ クラシック 3210 Cal.818/4  Breguet Classique 3210 YG

まだまだ書き足りないことがありますが、とりあえずここまで。クラシックなデザインとサイズ、高級ムーブメント、18Kの金無垢と全てを兼ね備えた時計です。

 

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