VACHERON CONSTANTIN 39027 YG Ivory Roman
ヴァシュロン コンスタンタン 39027 YG ステップドベゼル アイボリー ローマンが入荷しました。1970年代らしい32mmという小ぶりなケース径。あえてこのサイズ感を探しているという方も多いんじゃないでしょうか?
ローマ数字のインデックスにブルースティールのリーフ針。ヴァシュロン・コンスタンタンのロゴ、マルタ十字はアプライド(植字)なので立体感が出てデザインのアクセントになっています。
この時計の最大の特徴は横から見た時に一番感じられます。ステップドベゼル(段差)になっているのが分かります?しかも、ラグをよくよく見ると普通のラグではなく、ベゼルのデザインに合わせたデザインになっているんです。
ちょっと見ただけでは気づきませんが、よく見ると細部にまでかなりこだわりが感じられますよね。
こんな職人の手間と技術力が必要となるデザインは、プレーンなデザインの時計に比べてコストがかかることは容易に想像できます。
ジャガールクルト Cal.895ベースの薄型ムーブメントCal.1015。ムーブメントがかなり薄いのでケースもこの通り、かなり薄いんです。
薄型ケースの良さ何と言っても着け心地が違います。YGケースですが、薄いので重量がかなり軽く着けていても疲れ無いのとシャツやニットに合わせた時に違和感なくすんなりいけます。
リューズも所謂リューズガードのようなデザインになっているのがかなり珍しいですね。これは見た目+通常時はこのようにリューズが収納された状態なので、万一リューズあたりにぶつけたとしても故障に繋がりにくい、といった利点があります。
ベゼルと一体に見えることでかなりスッキリとしますね。
このクラシカルなデザインが◎クラシカルですが古すぎず、2022年の現代で使っても違和感がないのがすごい。良いものはいつの時代になっても良いんですよね。
この溝があるようなケースデザインがかなりオシャレ。上質ながら、小ぶりなサイズ感かつ、ちょっとひと捻り効いたデザインのヴィンテージ時計が欲しいという方に。
次に着用写真を見ていきましょう。
シャツスタイルで合わせるとこんな雰囲気。モデルの腕周りは約16.5cmです。
32mmのケース径ってちょっと小さいかな?と思っている方のご参考になれば。小さすぎるということは無く、あえて少し小さめの時計を着けてるという感じです。
この角度の写真がこの時計の特徴を一番表していますね。ケース、ベゼル、ラグ、リューズ周りのデザイン、アイボリーカラーのダイアルなので統一感もありつつブルースティールの針が良いアクセントになっています。
最後に全体のバランスが分かる、引きの写真で。
ヴィンテージ時計にしかない要素が詰まったヴァシュロン・コンスタンタン。良いと思います。